九月 瓶詰めの猫 という思考は 少女の哲学である 引き出しをあけると 誰もいない秋の海 の音がした Oh! Cat 砂のお城を襲撃しませう 昼下がりの書斎で 緑の猫が栞をなめる ぼくの書物が皆燃える・・・ 手品師の公式見解 のような 秋は抒情の季節です
夜中に台所でぼくは谷川さんに話しかけたかった ローリングサマー 九月 アドリブ#1 自転車に乗ってさようならといいながら書いた詩 愛の症状別言語療法【書きコトバ篇】 マグニチュード 愛の症状別言語療法(2) メモワール たそがれ 悲 歌 クイーン・マりーはぼくのともだち セール 蟻の葬列 見えていてすでに海は アドリブ#2 垂直卵(すいちょくたまご) 眩暈 追憶 すべては壁をとおり抜けてゆく みんなあつまれ ソロ 匙だけど・・・ Visitors ラッシュアワー Highway 99 Revisited ゲームの規則 アイデンティティ アドリブ#6 <昔詩(十代のノートから) 1976~1978> 自伝 現代詩百年の孤独