#author("2024-01-11T01:50:08+09:00","default:minoru","minoru") [[Poetry in Movies]] #menu(Poetry in Movies) *【映画の中の詩】『若草物語』(1949) &br;&br; CENTER:#htmlinsert(youtube.htm,id=5LxMSGnb5Kc) >ただ憧れを知る人だけが 私の苦しみを知っている! 原作は、現在でも少女小説の枠を超えて多くの女性クリエーター達に影響を与え続けているという(とりわけこの作家志望のジョーのキャラクターがでしょうか)、オルコットの『若草物語』。 ジョーは「人の心に火をつけるようなものが書きたい!」と言っていますが、それが現実となっているわけですね。 曲はチャイコフスキーの「ただ憧れを知る者だけが」。歌詞はゲーテの「ヴィルヘルムマイスターの修行時代」4巻11章より引用されています。 映画では少し省略されています。 >ただ憧れを知る人だけが 私の苦しみを知っている! > 孤独のなか 喜びから 切り離されて あの遠い空の彼方を 私は探す > ああ!私を愛し、探している人は あの彼方にいる > 眩きのなかで、 私は燃え上がる炎に包まれる > 憧れを知る人だけが 私の苦しみを知っている! 参考リンク: 『ヴィルヘルム・マイステルの修業時代 上巻』ゲーテ 著, 佐藤通次 訳 (角川文庫) https://dl.ndl.go.jp/pid/1698004/1/165 &br;&br; &tag(映画の中の詩);