#author("2021-01-07T08:28:31+01:00","","") [[自選詩歌集>Anthology]] &br > 九月 &br; 瓶詰めの猫 という思考は 少女の哲学である &br; 引き出しをあけると 誰もいない秋の海 の音がした &br; Oh! Cat 砂のお城を襲撃しませう &br; 昼下がりの書斎で 緑の猫が栞をなめる &br; ぼくの書物が皆燃える・・・ &br; 手品師の公式見解 のような 秋は抒情の季節です &br; &br; &br; &br; |詩|#include(poemMenu,notitle)|