何度も何度も映画化されているルイザ・メイ・オルコットの同名小説のキャサリン・ヘプバーン主演版。
この作品以前にも二度映画化はされているそうですが、サイレントかつ現在は観るのが困難ということで、このヘプバーン版が実質、映画『若草物語』のルーツといえるかもしれません。
同名と書きましたがオルコットの小説の題名は『Little Women』。
日本でも当初はそのまま『小婦人』等翻訳紹介されていましたが、1933年公開のこの映画とタイアップ翻訳された矢田津世子翻訳本以来『若草物語』として日本では定着したとのこと。
したがって映画も原題は『Little Women』なのですが、日本では『若草物語』となります。
1933年版と1949年版は脚本家も同じ、衣装担当も同じというリメイク作品なので、この『ただ憧れを知る人だけが』の歌われるシーンも先にレビューした1949年版とほぼ同じですね。
内容同じなだけに比較されやすく、またどちらもいい映画なので甲乙つけがたいですが、このシーンに関しては1949年版の方が私は好きです。
参考リンク
『若草物語』(1949)
『若草物語』オルコツト 原作, 矢田津世子 譯編https://dl.ndl.go.jp/pid/1229347/1/49
『ヴィルヘルム・マイステルの修業時代 上巻』ゲーテ 著, 佐藤通次 訳 (角川文庫)
https://dl.ndl.go.jp/pid/1698004/1/165
「若草物語」対「若草物語」 野口悠紀雄
https://note.com/yukionoguchi/n/nd6f5d4777c7c
Little Women の邦題を考える Why Is It Wakakusamonogatari?
https://tama.repo.nii.ac.jp/record/1186/files/031-052_%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E5%8E%9F%20%282%29.pdf
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