MUMONKAN/禪宗無門關
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【序】
>>> ''禪宗無門關''
&br;
''佛語心爲宗、無門爲法門。既是無門、且作麼生透。豈不見道...
''頌曰''
''大道無門 千差有路''
''透得此關 乾坤獨歩''
&br;
禅宗無門関(無門慧開の自序)&br;
仏語心を宗と為し、無門を法門と為す。既に是れ無門、且(しば...
何ぞ況や言句に滞って解会を覓(もと)むるをや。棒を掉って月...
&br;
頌(じゅ)に曰く&br;
大道無門 千差(しゃ)路(みち)有り。
此の関を透得(とうとく)せば、乾坤(けんこん)に独歩(どっ...
&br;
「『無門関』というのを読んでいこうと思う」
「う~ん、漢字ばっかし」
「漢字はながめるだけにして、現代語訳に頼るのだ。いちおう...
「それにしても、なんでこんなメンドウなものを?」
「ひとつには尾形仂『座の文学』(講談社学術文庫)というのを...
「公案、って禅問答でしょ、わけのわからん。こんにゃく問答...
「わけわからん、というのはその通りやけど、ただむちゃくち...
>・・・・・・論理上の矛盾をふくみ、言葉をこえるところに心...
&br; (『新版 哲学・論理辞典』三一書房 ...
というものらしい」
「ナルホド、ありがたいものですな」
「べつにありがたがることはないと思う。アタマを柔らかくす...
「そんないいかげんな態度でええの?仏さまの罰があたるよ」
「ぼくは宗教としての禅はゼンゼン信用していないから平気」
「それじゃなんで、こんなメンドウなものを読むの?」
「オモシロそうだから。ひとつの方法として」
「そりゃ、節操のないことで」
「役に立ちそうなものは、なんでもかんでも取り入れればええ...
>大道に入る門はなく
いたるところが道
無門の関を通り抜けて
あとは天下のひとり旅
&br;
~
→[[一【趙州狗子】>MUMONKAN/趙州狗子]]
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【序】
>>> ''禪宗無門關''
&br;
''佛語心爲宗、無門爲法門。既是無門、且作麼生透。豈不見道...
''頌曰''
''大道無門 千差有路''
''透得此關 乾坤獨歩''
&br;
禅宗無門関(無門慧開の自序)&br;
仏語心を宗と為し、無門を法門と為す。既に是れ無門、且(しば...
何ぞ況や言句に滞って解会を覓(もと)むるをや。棒を掉って月...
&br;
頌(じゅ)に曰く&br;
大道無門 千差(しゃ)路(みち)有り。
此の関を透得(とうとく)せば、乾坤(けんこん)に独歩(どっ...
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「『無門関』というのを読んでいこうと思う」
「う~ん、漢字ばっかし」
「漢字はながめるだけにして、現代語訳に頼るのだ。いちおう...
「それにしても、なんでこんなメンドウなものを?」
「ひとつには尾形仂『座の文学』(講談社学術文庫)というのを...
「公案、って禅問答でしょ、わけのわからん。こんにゃく問答...
「わけわからん、というのはその通りやけど、ただむちゃくち...
>・・・・・・論理上の矛盾をふくみ、言葉をこえるところに心...
&br; (『新版 哲学・論理辞典』三一書房 ...
というものらしい」
「ナルホド、ありがたいものですな」
「べつにありがたがることはないと思う。アタマを柔らかくす...
「そんないいかげんな態度でええの?仏さまの罰があたるよ」
「ぼくは宗教としての禅はゼンゼン信用していないから平気」
「それじゃなんで、こんなメンドウなものを読むの?」
「オモシロそうだから。ひとつの方法として」
「そりゃ、節操のないことで」
「役に立ちそうなものは、なんでもかんでも取り入れればええ...
>大道に入る門はなく
いたるところが道
無門の関を通り抜けて
あとは天下のひとり旅
&br;
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→[[一【趙州狗子】>MUMONKAN/趙州狗子]]
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