MUMONKAN/州勘庵主
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【第11則】
>
''十一 州勘庵主''~
''趙州、到一庵主處問、有麼有麼。主、堅起拳頭。州云、水淺...
''無門曰、一般堅起拳頭、爲甚麼肯一箇、不肯一箇。且道、誵...
''頌曰''
''眼流星 機掣電''
''殺人刀 活人劍''
&br;
十一 州、庵主(あんじゅ)を勘(かん)す&br;
趙州、一庵主の処に到って問う、「有りや、有りや」。主、拳...
無門曰く、一般に拳頭を堅起するに、甚麼(なん)としてか一箇...
&br;
頌に曰く
眼は流星、機は掣電(せいでん)
殺人刀(せつにんとう)、活人剣(かつにんけん)
&br;
「もはやおなじみ趙州和尚。訪問先で言う、&br;
''趙州『アルかい?』''
''(庵主Aは黙って、拳を立てる)''
''趙州『浅い浅い。他に行こう』''
&br;さて、別の訪問先でまた和尚、&br;
''趙州『アルかい?』''
''(庵主Bは黙って、拳を立てる)''
''趙州『生かすも殺すも自由自在とはアンタのことだ』''
&br;と言って庵主に頭を下げた、というハナシ」
「相手が同じ態度なのに正反対の評価をするのはナゼ?・・・...
「ひとつのパターンでね、同じようなのは後からも出てくる。...
「喝~ァ~ッ!ミジュクモノめえ!こんにゃく問答にもならん」
&br;
>
> 『やぎさん ゆうびん』 まど・みちお&br;
しろやぎさんから おてがみ ついた
くろやぎさんたら よまずに たべた
しかたがないので おてがみ かいた
―さっきの おてがみ
ごようじ なあに&br;
くろやぎさんから おてがみ ついた
しろやぎさんたら よまずに たべた
しかたがないので おてがみ かいた
―さっきの おてがみ
ごようじ なあに
1998/11/30
&br;
→[[十二【巖喚主人】>MUMONKAN/巖喚主人]]
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【第11則】
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''十一 州勘庵主''~
''趙州、到一庵主處問、有麼有麼。主、堅起拳頭。州云、水淺...
''無門曰、一般堅起拳頭、爲甚麼肯一箇、不肯一箇。且道、誵...
''頌曰''
''眼流星 機掣電''
''殺人刀 活人劍''
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十一 州、庵主(あんじゅ)を勘(かん)す&br;
趙州、一庵主の処に到って問う、「有りや、有りや」。主、拳...
無門曰く、一般に拳頭を堅起するに、甚麼(なん)としてか一箇...
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頌に曰く
眼は流星、機は掣電(せいでん)
殺人刀(せつにんとう)、活人剣(かつにんけん)
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「もはやおなじみ趙州和尚。訪問先で言う、&br;
''趙州『アルかい?』''
''(庵主Aは黙って、拳を立てる)''
''趙州『浅い浅い。他に行こう』''
&br;さて、別の訪問先でまた和尚、&br;
''趙州『アルかい?』''
''(庵主Bは黙って、拳を立てる)''
''趙州『生かすも殺すも自由自在とはアンタのことだ』''
&br;と言って庵主に頭を下げた、というハナシ」
「相手が同じ態度なのに正反対の評価をするのはナゼ?・・・...
「ひとつのパターンでね、同じようなのは後からも出てくる。...
「喝~ァ~ッ!ミジュクモノめえ!こんにゃく問答にもならん」
&br;
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> 『やぎさん ゆうびん』 まど・みちお&br;
しろやぎさんから おてがみ ついた
くろやぎさんたら よまずに たべた
しかたがないので おてがみ かいた
―さっきの おてがみ
ごようじ なあに&br;
くろやぎさんから おてがみ ついた
しろやぎさんたら よまずに たべた
しかたがないので おてがみ かいた
―さっきの おてがみ
ごようじ なあに
1998/11/30
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→[[十二【巖喚主人】>MUMONKAN/巖喚主人]]
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