MUMONKAN/二僧卷簾
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【第26則】
>
''二十六 二僧卷簾''&br;
''清涼大法眼、因僧齋前上參。眼以手指簾。時有二僧、同去卷...
''無門曰、且道、是誰得誰失。若向者裏著得一隻眼、便知清涼...
''頌曰''
''卷起明明徹太空 太空猶末合吾宗 爭似從空都放下 綿...
~
二十六 二僧卷簾&br;
清涼(しょうりょう)大法眼、因みに僧、斎前(さいぜん)に上参...
眼曰く、「一得一失」。&br;
無門曰く、且く道え、是れ誰か得、誰か失。若し者裏に向かっ...
頌に曰く
巻起(けんき)すれば明明として太空(たいくう)に徹す、太空す...
&br;
>''大法眼和尚が、だまってスダレの方を手で指すと、ふたりの...
''法眼『ひとりはヨシ、もうひとりはダメ』''
&br;
「同一行為なのに一方は肯定され一方は否定されるという、例...
&br;
>
だが、私は必ずしも「競馬は人生の比喩だ」とは思っていない...
寺山修司(「栄光なにするものぞ」)
&br;
「肯定されるにしろ否定されるにしろ、選ばれるものとして、...
&br;
>競馬においては「強い者が勝つ」という論理は通用などしない...
寺山修司(「過去を故郷とは呼ぶな」)
&br;
「ここで法眼和尚が言ってるのは分別意識による是非ではない...
「ふつうの分別がいきどまりになったところで、あえて是非を...
&br;
>
> 『懐かしのわが家』 寺山修司&br;
昭和十年十二月十日に
ぼくは不完全な死体として生まれ
何十年か かかって
完全な死体となるのである
そのときが来たら
ぼくは思いあたるだろう
青森市浦町字橋本の
小さな陽あたりのいい家の庭で
外に向かって育ちすぎた桜の木が
内部から成長をはじめるときが来たことを
&br;
子供の頃、ぼくは
汽車の口真似が上手かった
ぼくは
世界の涯てが
自分自身の夢のなかにしかないことを
知っていたのだ
&br;
1999/01/02
&br;
→[[二十七【不是心佛】>MUMONKAN/不是心佛]]
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【第26則】
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''二十六 二僧卷簾''&br;
''清涼大法眼、因僧齋前上參。眼以手指簾。時有二僧、同去卷...
''無門曰、且道、是誰得誰失。若向者裏著得一隻眼、便知清涼...
''頌曰''
''卷起明明徹太空 太空猶末合吾宗 爭似從空都放下 綿...
~
二十六 二僧卷簾&br;
清涼(しょうりょう)大法眼、因みに僧、斎前(さいぜん)に上参...
眼曰く、「一得一失」。&br;
無門曰く、且く道え、是れ誰か得、誰か失。若し者裏に向かっ...
頌に曰く
巻起(けんき)すれば明明として太空(たいくう)に徹す、太空す...
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>''大法眼和尚が、だまってスダレの方を手で指すと、ふたりの...
''法眼『ひとりはヨシ、もうひとりはダメ』''
&br;
「同一行為なのに一方は肯定され一方は否定されるという、例...
&br;
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だが、私は必ずしも「競馬は人生の比喩だ」とは思っていない...
寺山修司(「栄光なにするものぞ」)
&br;
「肯定されるにしろ否定されるにしろ、選ばれるものとして、...
&br;
>競馬においては「強い者が勝つ」という論理は通用などしない...
寺山修司(「過去を故郷とは呼ぶな」)
&br;
「ここで法眼和尚が言ってるのは分別意識による是非ではない...
「ふつうの分別がいきどまりになったところで、あえて是非を...
&br;
>
> 『懐かしのわが家』 寺山修司&br;
昭和十年十二月十日に
ぼくは不完全な死体として生まれ
何十年か かかって
完全な死体となるのである
そのときが来たら
ぼくは思いあたるだろう
青森市浦町字橋本の
小さな陽あたりのいい家の庭で
外に向かって育ちすぎた桜の木が
内部から成長をはじめるときが来たことを
&br;
子供の頃、ぼくは
汽車の口真似が上手かった
ぼくは
世界の涯てが
自分自身の夢のなかにしかないことを
知っていたのだ
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1999/01/02
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→[[二十七【不是心佛】>MUMONKAN/不是心佛]]
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