#author("2024-05-05T18:04:15+09:00","default:minoru","minoru") #author("2024-06-08T03:12:47+09:00;2024-05-05T18:04:40+09:00","default:minoru","minoru") [[Poetry in Movies]] #menu(Poetry in Movies) /// *【映画の中の詩】 *【映画の中の詩】『二人で愛を』(1941) &br;&br; CENTER:#htmlinsert(youtube.htm,id=hwb4m9yOTXc) クラレンス・ブラウン監督。ジェームズ・スチュワート、ヘディ・ラマー主演。 原題の「Come Live With Me」は16世紀イギリスの劇作家で詩人のクリストファー・マーロウの詩「牧人の恋」(“The Passionate Shepherd to His Love” by Christopher Marlowe)の出だしのフレーズです。 この詩はかなり有名で、さまざまに引用され、またパロディのネタにもされているそうです。 スチュワートは中程を省略して引用しています。全体は、 >「牧人の恋」クリストファー・マーロウ (福原麟太郎訳) &br; さあ来て俺と住み、恋人になってくれ そうして総ての愉快の証人になろう。 丘や谷間や谷や野や 峨々と連なる山並が与える愉快の証しに。 &br; そこでは二人で岩の上に坐ろう そして羊飼い達が羊を飼うのを見よう。 浅い川のほとりで、その川の瀬に合わせて 声の良い鳥が唄をうたっている。 &br; そこでは、俺が薇薔の花床をこしらえてやる。 それから香の高い花束を千もこしらえてやる。 花の帽子と、それからカートル てんにんくわの葉ですっかり縫取りしたのも。 &br; 一番細い羊毛でこしらえた外衣をこしらえてやる。 その毛は俺達のかわいい羊から取るんだ。 寒い時には、美しい裏のついたスリッパ。 純金の締め金をつけてね。 藁と木蔦の若芽の帯に 珊瑚の留め金、琥珀の鋲。 こんな愉快にお前の心が動くなら さあ来て俺と住み、恋人になってくれ。 &br; お前のたべる肉は銀の皿に入れる。 神々のお召しあがりもののようなごちそうだ。 それを象牙のテーブルにのっける。 それが毎日さ、お前と俺のために。 &br; 羊飼いの若者どもに踊ったり歌わせたりする。 お前の娯みに、五月の朝はいつでもよ。 こんな娯みに、お前の心が動くなら さあさ、来て俺と住み、恋人になってくれ。 ヘディ・ラマーはフィルモグラフィーを見ると、私が子供の頃テレビの深夜映画劇場で観て記憶にある『サムソンとデリラ』(1949)に出ていた女優さんですね。 驚くのは後には発明家としても名を成したということです。Wi-Fi、Bluetooth、GPSといった無線技術の元となる「周波数ホッピングシステム」というのを開発した、そうです。 #ref(ヘディ・ラマー.png); &br;&br; &tag(映画の中の詩);