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*【映画の中の詩】『教授と美女』(1941)
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ハワード・ホークス監督。

オーシェイ(バーバラ・スタンウィック)は情夫の裁判を有利にするため、百科事典編纂中の浮世離れした8人の教授達を利用しようとする。
教授たちは振り回されながらもみんな彼女のことを好きになってしまう。
なかでもスラング研究をしている若いポッツ教授(ゲイリー・クーパー)は結婚まで考えるようになり、情夫に利用されているだけだと気づいたオーシェイも純粋なポッツに惹かれていく…。
「スクリューボール・コメディ」といわれるジャンルの傑作の1本と言われているそうです。

サンドバーグのコトバはwebの名言集などでも見かけるのですが出典の特定はできず。
New York Times を出典としているものもあったが1959年の誌上ということなので、記事の中に引用されていたということにすぎないでしょう。
サンドバーグに関しては、現代詩人としての評価はどうなのだろう。私が詩を読み始めた頃にはすでに時代遅れの詩人という扱いでしたが。
アンソニー・スカデュット著『ボブ・ディラン』にディランがサンドバーグの家に押しかけたときのことがちょっと書いてあります。

「これがヤム」と言いながらキスするところは和田誠『お楽しみはこれからだ』でネタにしていたと記憶していたが、和田が書いているのはホークス自身がミュージカル化してリメイクした『ヒットパレード』(1948)の方でした。
「これがヤム」と言いながらキスするところは和田誠『お楽しみはこれからだ』でネタにしていたと記憶していたが、和田が書いているのはホークス自身がミュージカル化してリメイクした[[『ヒットパレード』(1948)>A Song Is Born(1948)]]
の方でした。
『ヒットパレード』は百科事典ではなく音楽史編纂という設定になっている。

小ネタとしては、編纂事業のスポンサーの跡取り娘は、どちらの作品でも同じ女優(メアリー・フィールド)が演じていて、最初観たときは「あれ、似てる女優をわざわざ探したのかな?なんのこだわり?」と思ってしまいました。

参考リンク:
[[〈リメイクの難しさ~『教授と美女』から『ヒット・パレード』(1948)へ 〉>A Song Is Born(1948)]]

新修シェークスピヤ全集 第13巻 (リチャード三世) 坪内逍遥 訳
https://dl.ndl.go.jp/pid/1237633/1/35
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