#author("2024-11-26T12:56:26+09:00;2024-05-05T18:02:34+09:00","default:minoru","minoru") #author("2024-11-26T12:57:07+09:00;2024-05-05T18:02:34+09:00","default:minoru","minoru") [[Poetry in Movies]] #menu(Poetry in Movies) /// *【映画の中の詩】『あゝ荒野』(1935) &br;&br; CENTER:#htmlinsert(youtube.htm,id=8SlBW7ws) CENTER:#htmlinsert(youtube.htm,id=EE-8SlBW7ws) ユージン・オニールの舞台劇の映画化作品です。 寺山修司の同名小説とその映画化作品(2017)とは直接関係はありません。 「寺山修司が題名だけを自分の小説にパクった」ということで、よく寺山関係の書籍などに紹介されています。 ただ私は題名だけではなく、引用されている『ルバイヤート』の〈荒野もすでに楽土かな〉が、 〈一粒の向日葵(ひまわり)の種まきしのみに荒野をわれの処女地と呼びき〉 という寺山の歌へこだましているように感じました。 オマル・ハイヤームの名は同時期に公開されたフランク・キャプラ監督、ゲイリー・クーパー主演の名作『オペラハット』(1936)の劇中でも言及されています。 当時流行っていたのでしょうか? &ref(オペラハット.png); 公開時の邦題は『噫、初恋』。1948年にミッキー・ルーニー主演(『サマー・ホリデイ』)でリメークされています。 &br; 『ルバイヤート』の該当句は訳書によって印象が違っています。 ここで引用したのは 『ルバイヤット : オーマー・カイヤムの四行詩』 (新ぐろりあ叢書) オーマー・カイヤム 原著, フィッヂェラルド 著, 森亮 訳、1941年 https://dl.ndl.go.jp/pid/1131711 です。 参考にしたのは、 :『ルバイヤット』 (アルス泰西名詩選 ; 第1編)オオマア・カイアム [原著], エドワアド・フィツジェラルド [英訳], 竹友藻風 訳、1921年https://dl.ndl.go.jp/pid/962354/1/16 :オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 ルバイヤート RUBA'IYAT 青空文庫https://www.aozora.gr.jp/cards/000288/files/1760_23850.html :『ルバイヤート』(世界文学大系 第68 〈アラビア・ペルシア集〉)オマル・ハイヤーム 黒柳恒男訳、1961https://dl.ndl.go.jp/pid/1335672/1/165 他にも、『ルバイヤート』を有名にしたフィッツジェラルド英訳からの翻訳版や原詩ペルシャ語からの翻訳版などたくさんネットで読むことができます。 &br;&br; &tag(映画の中の詩);